ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除方法|ノズルから便座まで部位別に徹底解説

2026年5月14日
ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除方法|ノズルから便座まで部位別に徹底解説
ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除方法

ウォシュレット(シャワートイレ)は毎日使うものだからこそ、汚れが溜まりやすい設備です。しかし「ノズルの掃除方法がわからない」「どの洗剤を使えばいいのか迷う」という方も多いのではないでしょうか。

シャワートイレの掃除を怠ると、においやカビの発生だけでなく、ノズルが出ないなどの故障やトラブルにつながることもあります。

この記事では、LIXIL公式の情報をもとに、シャワートイレの掃除で押さえるべき基本から、ノズル・便座・便器の隙間など部位別の掃除手順、使える洗剤・使えない洗剤、掃除がラクになるLIXILの便利機能まで徹底解説します。


※ウォシュレットはTOTO株式会社の登録商標です。本記事では温水洗浄便座の一般的な呼称として使用しています。


ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除で押さえるべき3つの基本

シャワートイレの掃除で押さえるべき基本は以下の3点です。

どの部位を掃除する場合でもこの3つを押さえておけば、安全にお手入れできます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

掃除前に電源を切る、またはコンセントを抜く

シャワートイレの掃除を始める前に、必ず電源を切るか、コンセントを抜いてください。電源を入れたまま掃除をすると、水がかかった際に漏電や感電のおそれがあるほか、便座やノズルが誤作動する原因にもなります。

ただし、リモコンに「ノズルそうじ」ボタンがある機種でノズルを掃除する場合は、電源を入れたままボタン操作でノズルを出す必要があります。その際は「自動洗浄」と「フルオート便座」を「切」にしてから作業してください。

また、ぬれた手で電源プラグに触れることも避けましょう。万が一、電気部品に水がかかった場合は、すぐにスイッチを切り、電源プラグを抜いてから拭き取ってください。

中性洗剤と柔らかい布で掃除する

シャワートイレの掃除には、トイレ用の中性洗剤と柔らかい布(ぞうきん等)を使用してください。中性洗剤であれば、陶器部(便器)・タンク内部・便座や機能部のすべてに使用可能です。

一方、以下のものは使用できません。

使用できない掃除用品
  • 酸性の洗剤、アルカリ性の洗剤
  • 粉末クレンザー・磨き粉など研磨力の強いもの
  • 金属タワシ・ナイロンタワシなど硬いスポンジ、毛先の硬いブラシ
  • 乾いた布・トイレットペーパー・メラミンスポンジ(光沢が消えたりキズが付いたりする原因になります)

※「弱酸性」「弱アルカリ性」の洗剤はご利用いただけますが、床、金属、メッキ部品などが変色したり、金属がサビたりすることがあります。事前に目立たないところで確認のうえ、長時間放置せず、洗剤の洗い残しがないようにご注意ください。


シャワートイレの樹脂(プラスチック)部分には、市販の中性洗剤のほか、LIXIL純正の「シャワートイレお掃除クリーナー(CWA-20)」も便利です。プラスチック部のお手入れに最適なクリーナーとして開発されています。コンパクトなのでトイレに常備しやすい点もメリットです。

部位に応じた頻度で定期的に掃除する

シャワートイレの掃除は、部位ごとに適切な頻度が異なります。推奨頻度は以下の通りです。

シャワートイレ掃除の推奨頻度
  • 日常的:便座・便フタの表面
  • 週1回:便座と便フタの隙間/便座と便フタの黒ずみ汚れ/シャワーノズル

上記の頻度を目安にすると、清潔な状態を保ちやすくなります。汚れは放置すると落ちにくくなることがあるため、気づいたときに早めにお手入れすることをおすすめします。

定期的なお手入れを無理なく続けるには、手軽に使えるお掃除用品を常備しておくのが効果的です。「トイレ用お掃除ティッシュ(CWA-36-4SET)」は水に溶ける素材のため、使用後はそのままトイレに流せて衛生的です。シートサイズは約22×17cmで、汚れに気づいたらサッとひと拭きで日常のお手入れが完了します。

LIXILロゴ
今売れているアイテム

ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除を怠ると起きるトラブル

シャワートイレの掃除を怠ると、においやカビの原因になるだけでなく、ノズルの動作不良や脱臭効果の低下にもつながります。ここでは代表的な3つのリスクを紹介します。

においやカビが発生しやすくなる

シャワートイレの掃除を怠ると、においやカビ(黒ずみ)が発生しやすくなります。ノズル周辺は使用のたびに水分が付着し、湿った状態が続きやすい部位です。こうした環境で汚れを放置すると蓄積して落ちにくくなります。

汚れは放っておくと固くガンコになり、通常のお手入れでは取れなくなることもあるため、「まだ目立たないから」と先延ばしにせず、早めのお手入れを心がけましょう。

トイレの部位ごとに発生しやすい汚れの種類やお手入れ方法をまとめたガイドページも公開しています。各部位のお掃除方法を一覧で確認したい場合はあわせてご覧ください。


トイレのお手入れ・お掃除方法


ノズル周辺だけでなく、トイレの壁に付着した汚れやにおいが気になる方は、壁の汚れの原因と対処法をまとめた以下の記事も参考にしてみてください。

ノズルが出ないなどの故障やトラブルにつながる

ノズルの汚れを放置すると、動作不良の原因になります。「ノズルが出ない」「ノズルが戻らない」といったトラブルを防ぐためにも、週1回の定期的なノズルの清掃が有効です。

ノズルに動作不良が起こった場合は、自力での修復が難しい場合もあります。日頃の手入れの手間と故障時の修理対応を比べれば、こまめに掃除しておくほうが結果的に負担は少ないでしょう。

ノズルの故障をきっかけにシャワートイレの交換を検討される場合は、取付け前に知っておきたい基礎知識を以下の記事で解説しています。

脱臭効果が弱くなる

脱臭カートリッジや脱臭フィルターにホコリが溜まると、脱臭効果が弱まることがあります。「以前より脱臭が効いていない気がする」と感じたら、まずカートリッジやフィルターの掃除を試してみてください。

掃除をしても効果が戻らない場合や、使用年数が7年を超えている場合は、カートリッジの交換をご検討ください。なお、脱臭カートリッジの寿命の目安である約7年は、男性2人・女性2人の4人家族の平均使用時間を基本とした場合です。

交換用の「脱臭カートリッジ」はリクシルストアで購入可能です。機種によって対応するカートリッジが異なるため、お使いのシャワートイレの品番(便フタ裏に記載)を確認のうえ、適合する製品をお求めください。

たとえば「脱臭カートリッジ(CWA-29)」は、以下の製品ページから対応品番を確認できます。

脱臭効果の低下が長期間続く場合は、シャワートイレ本体の寿命が近づいているサインかもしれません。トイレの買い替え時期や交換のサインについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

LIXILロゴ
今売れているアイテム

【部位別】ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除方法

シャワートイレは部位ごとに掃除方法が異なります。ここでは、以下の掃除方法をそれぞれ解説します。

便座・便フタの掃除方法

便座・便フタの掃除は、固くしぼったぞうきんでの水拭きが基本です。

用意するもの
  • ぞうきん
  • シャワートイレお掃除クリーナー
  • トイレ用お掃除ティッシュ
手順
  • 電源を切る、またはコンセントを抜く
  • 固くしぼったぞうきんで便座・便フタを水拭きする
  • 汚れが目立つ場合は、「お掃除クリーナー」や「お掃除ティッシュ」で汚れを拭き取る
  • 仕上げに、固くしぼったぞうきんで水拭きをする

乾いた布やトイレットペーパーでの拭き取り、メラミンスポンジの使用は避けてください。光沢の消失やキズの原因になります。

汚れは放置すると落ちにくくなるため、日常的にこまめに水拭きしておくことをおすすめします。

便座と便フタの隙間の掃除方法

便座と便フタの隙間は、割り箸を使ったひと工夫で手が届きにくい部分まできれいにできます

用意するもの
  • 割り箸
  • 輪ゴム
  • シャワートイレお掃除クリーナー
  • トイレ用お掃除ティッシュ
手順
  • 割り箸の先に布を巻き、輪ゴムで止める(布の代わりに「お掃除ティッシュ」を使うと便利です)
  • お掃除クリーナー」を付けて、隙間の汚れを取る
  • 別の布を巻き直して、仕上げの水拭きをする

機種によっては、便座を少し上げるとぞうきんで隙間を掃除できるタイプもあります。便フタをワンタッチで取り外せるタイプもあるため、お使いの機種の取扱説明書を確認してみてください。

便座の黒ずみの落とし方

プラスチック部分に付く黒ずみは、周囲のホコリが静電気によって付着したものが主な原因です。洗剤だけでは落ちにくいことがあるため、以下の手順で対処してください。

用意するもの
  • ぞうきん
  • シャワートイレお掃除クリーナー
  • トイレ用お掃除ティッシュ
  • 消しゴム
手順

便座の表側・裏側のどちらにも対応可能です。ただし、砂消しゴムは表面を傷つけるおそれがあるため使用しないでください。

シャワーノズルの掃除方法

シャワーノズルの掃除方法は、「ノズルそうじ機能(ボタン)」の有無によって手順が異なります。お使いのシャワートイレのリモコンに「ノズルそうじ」ボタンがあるかどうかを確認したうえで、該当する手順で進めてください。

ノズルそうじ機能(ボタン)があるタイプの掃除方法

ノズルそうじボタンが搭載されている場合、ボタンひとつでノズルを引き出せるため手軽にお手入れできます

用意するもの
  • ゴム手袋
  • 柔らかい布
  • トイレ用おそうじティッシュ
手順
  • 「自動洗浄」と「フルオート便座」を「切」にする
  • 便フタと便座を開く
  • ノズルそうじ(ボタン)を押し、ノズルを出す
  • スポンジや「トイレ用おそうじティッシュ」で汚れを拭き取る
  • 仕上げに水拭きをする

汚れが落ちにくい場合は「シャワートイレお掃除クリーナー」を使用してください。ノズルは無理に引っ張ったり曲げたりしないよう注意が必要です。

現在お使いのシャワートイレにノズルそうじ機能がない場合、搭載モデルを検討してみてはいかがでしょうか。

例えば、シャワートイレのシートタイプ「KBシリーズ」「KAシリーズ」は、ノズルそうじに加え、お掃除をラクにする以下の機能を豊富に搭載しています。

お掃除をラクにする機能
  • キレイ便座
  • ノズルオートクリーニング
  • ノズル先端着脱
  • スッキリノズルシャッター

両シリーズの主な違いはリモコンの形式です。KBシリーズは本体操作タイプ、KAシリーズは壁リモコン対応タイプで、壁に設置することでトイレ周りがすっきりし、操作性も向上します。お好みの操作スタイルに合わせてお選びください。

ノズルそうじ機能(ボタン)がないタイプの掃除方法

ノズルそうじボタンが搭載されていない場合は、手動でノズルを引き出してお手入れしましょう

用意するもの
  • ゴム手袋
  • 柔らかい布
  • トイレ用おそうじティッシュ
手順
  • 電源を切る(または、コンセントを抜く)
  • シャワーノズルを引き出す
  • トイレ用おそうじティッシュ」で汚れを拭き取る
  • 仕上げに水拭きをする

ノズル先端に突起部分があるものは簡単につまみ出せる構造になっています。ただし、製品によってノズルの引き出し方は異なるため、取扱説明書を必ず確認してから作業してください。

汚れが落ちにくい場合は「シャワートイレお掃除クリーナー」が効果的です。ノズルは無理に引っ張ったり曲げたりしないよう注意してください。

ノズルシャッターの掃除方法

ノズルシャッターは、使わないときにノズルを収納し、男子小用時などの汚れからノズルを守る部品です。着脱可能な機種では取り外してお手入れできます。

用意するもの
  • ゴム手袋
  • 柔らかい布またはスポンジ
  • 中性洗剤
手順
  • 電源を切る(または、コンセントを抜く)
  • 柔らかい布やスポンジに中性洗剤を染み込ませ、汚れを拭く
  • 仕上げに水またはぬるま湯で拭く

ノズル先端の汚れが気になる場合は、ノズル先端そのものを交換する方法もあります。おしり用ノズルの先端と、ビデ用ノズルの先端とがセットになったものや、それぞれ個別でのご用意もあります。お使いの機種によって適合するノズルが異なりますので、ご使用中のトイレの品番を確認し、対応品番かどうかをチェックしたうえでご検討ください。

お使いの機種によって適合するノズルが異なりますので、ご使用中のトイレの品番を確認し、対応品番かどうかをチェックしたうえでご検討ください。ご自宅のトイレに合う部品は「LIXIL部品ナビ」からも簡単に検索できます。

本体と便器の隙間の掃除方法

本体と便器の隙間は、尿の飛び散りや水はねによって汚れが溜まりやすく、においの原因にもなりやすい箇所です。

LIXILのシャワートイレには、本体が真上に持ち上がり便器との隙間を奥まで拭き取れる「お掃除リフトアップ」機能を搭載した機種があります。電動タイプと手動タイプがあり、搭載機種であれば隙間の奥まで簡単にお手入れできます。

お掃除リフトアップ搭載機種の場合は、取扱説明書の手順に従って本体を持ち上げた状態で、柔らかい布で隙間を拭き、仕上げに水拭きしてください。

お掃除リフトアップ機能がない機種でも、本体を手前にスライドさせて取り外せる「本体スライド着脱」に対応している場合があります。本体を外すことで便器全体や本体裏側まで掃除でき、隠れた部分の汚れもしっかり落とせます。

なお、スライド着脱で掃除する際は、事前に電源プラグを抜き、止水栓を閉めてから作業してください。詳しい手順はお使いの機種の取扱説明書をご確認ください。

LIXILロゴ
今売れているアイテム

ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除で使える洗剤と使えない洗剤

シャワートイレの掃除には中性洗剤を使うのが基本ですが、掃除する箇所によっては弱酸性や弱アルカリ性の洗剤も使用可能です。以下の表で液性ごとの使用可否をまとめているので、お手持ちの洗剤を使えるかどうかの判断にお役立てください。

液性 陶器部(タンク外部・便器) タンク内部 便座・機能部
酸性 × ×
弱酸性 ×
中性
弱アルカリ性 ×
アルカリ性 × × ×

お掃除の際は、以下の洗剤・道具を使用しないでください。

使用できない洗剤・掃除道具
  • 粉末クレンザー、磨き粉など研磨力の強いもの
  • 硬いスポンジ(金属タワシ、ナイロンタワシなど)、毛先の硬いブラシ
  • 溶剤(ラッカー、シンナーなど)、薬品類(アルコール、塩酸、アンモニア、苛性ソーダなど)およびこれらを含む洗剤・洗浄剤
  • オレンジオイル配合の洗剤(樹脂部品以外へは使えます)

洗剤の使用に関するさらに詳しい注意事項は、LIXIL公式の「ご注意事項」ページにまとめられています。初めてシャワートイレの掃除を行う場合は、事前に目を通しておきましょう。

LIXILロゴ
今売れているアイテム

ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除がラクになるLIXILの機能

LIXILのトイレには、日々の掃除の手間を軽減する独自機能が搭載されています。ここでは、以下の4つを紹介します。

お掃除リフトアップで隙間まで拭き取れる

「お掃除リフトアップ」は、シャワートイレ本体が真上に上がり、便器との隙間を奥まで拭き取れる機能です。電動タイプではリモコン操作で、手動タイプではプッシュやレバー操作などでリフトアップできます。

本体と便器の隙間は手が届きにくく、汚れが溜まっても掃除しづらい箇所のひとつです。お掃除リフトアップを使えば本体が持ち上がるため、これまで手が届かなかった隙間の奥まで楽に拭き取れ、においの原因を取り除けます。

電動お掃除リフトアップは、サティスXタイプ・サティスGタイプ・サティスSタイプに搭載されています。サティスはお掃除リフトアップに加え、タンクレスならではのすっきりとしたデザインやプラズマクラスターイオンによる除菌・消臭機能を備えたモデルです。


※プラズマクラスターロゴ(図形)およびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です


隙間掃除のしやすさだけでなくトイレ空間全体の快適性が気になる方は、ぜひ詳細をご覧ください。

キレイ便座でつぎ目の汚れを防げる

「キレイ便座」は、汚れが入り込みやすい便座のつぎ目をなくした構造の便座です。つぎ目がないため汚れが入り込む隙間自体が存在せず、日々のお掃除がしやすくなっています。

従来の便座では、汚れが乾燥するとスキマに入り込んだ汚れを落とすのが困難でした。キレイ便座はそのスキマ自体がないため、こうした悩みを解消できます。

便座裏には防汚素材が使われており、汚れてもサッとひと拭きできれいな状態に戻せます。

キレイ便座はサティスなどの上位機種だけでなく、シートタイプを含むほとんどの機種に標準的に搭載されています。New PASSOはキレイ便座に加え、鉢内に気流を発生させて脱臭する機能や超薄型のフラットデザインを備えたハイスペックモデルです。お手入れのしやすさと快適性を両立したシャワートイレをお探しの方は、ぜひ詳細をご覧ください。

ノズル除菌で菌の繁殖を抑える

「ノズル除菌」は、ノズル使用後に銀イオン水で洗浄・除菌する機能です。洗い流すだけでなく、銀イオンのチカラで除菌して菌の繁殖を防ぎます。

ノズルは洗浄水を噴射する部位であるため、清潔さを保つことが求められます。ノズル除菌機能があれば、使用後に自動で除菌が行われるため、手動での掃除の負担を軽減可能です。

あわせて搭載されている「ノズルオートクリーニング」機能は、使用前後にノズルを水道水で自動洗浄する機能です。

ノズル先端は取り外して交換も可能なので、長期間使用して汚れが気になった場合には交換パーツで対応できます。

ノズル除菌はサティスXタイプ・サティスGタイプ・サティスSタイプ・フロートトイレ(F5グレード)のほか、Jフィット(H5グレード)やシャワートイレ New PASSO(EA24A・EA23A・EA22Aグレード)などの対応機種に搭載されています。

銀イオン水による自動除菌に加え、ノズル先端は取り外して交換も可能なので、長期間使用して汚れが気になった場合には交換パーツでも対応できます。ノズルまわりの清潔さにこだわりたい方は、搭載機種や対応グレードをチェックしてみてください。

アクアセラミックで便器の汚れが落ちやすい

ここまではシャワートイレ(便座・機能部)側の機能を紹介しましたが、便器本体の素材選びも掃除のしやすさを大きく左右します。

アクアセラミックは衛生陶器鉢面の「ツルツル」が続くので、お手入れがずっとラクラクです。


※便器鉢内の汚れは、「汚物汚れ」、「キズ汚れ」、「細菌汚れ」、「水アカ汚れ(うろこ状の汚れ)」に分けられます。アクアセラミックは独自の技術で、この4つの汚れを防ぎます。

※お掃除が不要となるものではありません。

【動画で見る】アクアセラミックの驚きの防汚性能

水となじみやすい表面構造を持つため、便器洗浄のたびに汚物を浮かせて洗い流す仕組みになっており、普段のお掃除の負担が軽減されます。高硬度のジルコンを釉薬の表面まで含んでいるためキズが付きにくい点も特徴です。

また、ISOに準拠した抗菌(銀イオン)パワーで黒ズミの原因となる細菌の繁殖も抑えます。さらに、アクアセラミックは衛生陶器の宿命ともいえる「水アカ汚れ(うろこ状の汚れ)」の固着を抑制します。
だから、「ツルツル」がつづき、お手入れがずっとラクラクです。


※お掃除ブラシでの摩耗試験を実施。約50万回(100年相当以上)こすっても、性能が損なわれていないことを確認しています。(同一部位の摩擦回数2往復で年間365日お掃除した場合)


掃除のしやすさに加え、タンク式・タンクレスなど各タイプの特徴や機能の違いについても把握しておくと、トイレ選びの判断に役立ちます。トイレの種類ごとの特徴を知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

LIXILロゴ
今売れているアイテム

ウォシュレット(シャワートイレ)を掃除するときの注意点

シャワートイレの掃除では、製品を傷めたり安全上のトラブルを起こしたりしないために注意すべきポイントがあります。ここでは特に覚えておきたい2つの注意点を解説します。

洗剤や薬品を長時間放置しない

洗剤や薬品は、どのタイプであっても塗布後すみやかに水で洗い流してください。便器鉢内に洗剤を放置すると、シャワートイレ内部および外部の金属製品の腐食・劣化による発煙や発火の原因になることがあります。

以下の行為も避けてください。

シャワートイレ掃除で避けるべき行為
  • 消毒液や除菌剤の日常的な使用:変色やひび割れなど製品を傷める原因となるほか、内部金属部品の劣化にもつながる
  • スプレーボトルでの噴霧:使用不可の部位に洗剤が付着するおそれがある

清掃後は、薬剤が残らないよう必ず水拭きで仕上げてください。

ノズルを無理に引っ張らない

シャワーノズルを掃除する際は、ノズルを無理に引っ張ったり曲げたりしないでください。無理な力を加えると破損や故障の原因になります。

リモコンに「ノズルそうじ」ボタンがある場合は、ボタン操作でノズルを出してお掃除してください。ボタンがない場合も、取扱説明書の手順に沿って丁寧に引き出しましょう。

どうしてもノズルが動かない場合は、無理に力を加えず、LIXIL修理受付センターに修理をご依頼ください。

LIXILロゴ
今売れているアイテム

ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除に役立つLIXIL純正お手入れ用品

シャワートイレの掃除には、専用開発された純正のお手入れ用品が効果的です。記事内で紹介した4つの純正アイテムをまとめて紹介します。いずれもリクシルストアで購入できるため、お使いの機種の品番を確認のうえお求めください

シャワートイレお掃除クリーナー(CWA-20)は、シャワートイレのプラスチック部のお手入れに最適な便座用洗剤(脱臭剤配合)です。便座・便フタ・ノズルシャッター周辺などの樹脂部を掃除する際に、プラスチックに配慮した専用洗剤として安心して使えるのがメリットです。

トイレ用お掃除ティッシュは、日常のサッと拭きに便利な水に溶けるお掃除シートです。使用後はそのままトイレに流せるため衛生的です。シートサイズは約22×17cmで、便座やノズル周りの拭き掃除に適したサイズ感となっています。まずはお手軽な4個セットからお試しください。

また、まとめ買いに便利な12個セット(CWA-36-12SET)や、買い忘れの心配がない定期便(CWA-36-4SET-TP)もご用意しております。

ノズルシャッターは、汚れや劣化が気になるノズルシャッターの交換用パーツです。ノズルシャッターは日常的に水分や汚れにさらされる部品のため、掃除をしても汚れが落ちにくくなったら交換を検討してみてください。

機種によって対応するパーツが異なりますので、お使いのシャワートイレの品番を確認のうえお求めください。参考品番として、以下の商品がございます。

ノズル先端交換キットは、ノズルの先端部分を丸ごと交換できるパーツです。ノズル先端は直接水が通る部分のため、長期間の使用で汚れが蓄積しやすい箇所です。掃除をしてもすっきりしないと感じたら、先端ごと取り替えることで清潔な状態をリセットできます。

機種によって適合するパーツが異なりますので、お使いのシャワートイレの品番を確認のうえお求めください。参考品番として、以下の商品がございます。

※本章でご紹介した脱臭カートリッジや交換用ノズルの品番はあくまで一例です。


対応機種は便座のモデルによって細かく異なるため、ご購入前に必ずお使いのトイレとの適合をご確認ください。ご自宅のトイレに合う部品は「LIXIL部品ナビ」からスムーズに検索・特定できます。

LIXILロゴ
今売れているアイテム

ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除に関するよくある質問

シャワートイレの掃除に関して、よくいただく質問をQ&A形式でまとめました

ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除にカビ取り剤を使えますか?

カビ取り剤は使用可能です。「酸性」「アルカリ性」の洗剤は使用不可としていますが、カビ取り剤はその例外として使えます。なお、「弱酸性」「弱アルカリ性」の洗剤は便座・機能部にも使用可能です。

ただし、使用の際は以下の注意事項を必ず守ってください。

カビ取り剤使用の際の注意事項
  • マスク・メガネ・ゴム手袋等を着用する
  • 必ず注意書きを読み、正しく使用する
  • 使用後はすみやかに水で洗い流す
  • 長時間放置しない(内部金属部品の腐食・劣化のリスクがあります)
  • 塩素系洗剤と酸性タイプの洗剤を混ぜない(有毒な塩素ガスが発生します)

放置や洗い残しは製品の劣化につながるため、使ったあとのすみやかな水洗いを徹底してください。

ノズルが出てこない場合はどうすればよいですか?

ノズルが出てこない場合は、無理に引き出さず、LIXIL公式サイトの「自分で解決 トイレのトラブル」ページを参考に、以下をお試しください

ノズルが出てこない場合の対処法
  • 止水栓の確認
  • 着座センサーの清掃
  • リモコンの洗浄強さの変更
  • ストレーナーの清掃
  • 電源プラグの抜き差しなど

それでも解決しない場合は、LIXILの「修理のサポート」ページからお買い求めの取扱店または修理窓口にお問い合わせください。

ノズルが出てこない原因のひとつとして、汚れの蓄積も考えられます。日常的なノズル清掃がトラブル予防につながるため、定期的にお手入れしてください。

自分で掃除しても落ちない汚れはどうすればよいですか?

自分では落とせない汚れには、プロによるお掃除サービス「シャワートイレクリーンアップ」の利用をおすすめします

日常のお手入れでは手が届かないシャワートイレ内部の汚れは、分解しなければ清掃できない箇所が多く、無理に掃除しようとすると製品を傷めるおそれがあります。

「シャワートイレクリーンアップ」は、プロのスタッフがシャワートイレを分解し、通常のお手入れでは届かない箇所まで隅々までキレイにするサービスです。なお、本サービスはLIXILのシャワートイレが対象であり、部品交換作業は含まれていません。

対応する作業内容は以下の通りです。

対応する作業内容
  • おしり・ビデ用ノズルの清掃
  • シャワートイレ内部清掃
  • 止水栓や分岐栓の清掃
  • 便器との隙間清掃
  • 給水ストレーナーのゴミ除去など

所要時間は約60分、全国対応(離島を除く)です。

プロの清掃と合わせて、掃除しやすいトイレへの交換も選択肢のひとつです。トイレ設置にかかる費用相場や工事業者の選び方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

LIXILロゴ
今売れているアイテム

ウォシュレット(シャワートイレ)の掃除方法のまとめ

シャワートイレの掃除の基本は、電源を切る、中性洗剤と柔らかい布を使う、部位に応じた頻度で定期的に行うの3つです。

便座・便フタの表面は日常的に水拭きし、ノズル・便座と便フタの隙間・黒ずみ汚れは週1回を目安にお手入れしてください。

洗剤は中性洗剤であればすべての箇所に使えますが、酸性・アルカリ性の洗剤は便座・機能部には使えません。カビ取り剤は例外的に使用可能ですが、使用後はすみやかに水で洗い流してください。

お掃除リフトアップやキレイ便座、ノズル除菌、アクアセラミックなどの機能を搭載したトイレなら、日々の掃除の負担を軽減できます。

織田 昌俊
本記事の監修者
織田 昌俊

株式会社LIXIL/LIXIL Water Technology Japan ビジネスプロセス変革部

システムバスルームの商品企画、プロモーション業務などに20年超従事。現在は水回り系商材のECビジネスを担当。自宅のお風呂は、LIXIL製 スパージュ。


Copyright © Lixil Corporation. All Rights Reserved.